【放課後にて】
とある、君についての話。 <fin> 彼女の一挙手一投足をつぶさに観察し、彼女の交友関係まで見通している。いったいあなたは誰なんだい? そう思わせるような、素振り。正体はきっと、本当に嫉妬したいのもきっと、そういうことなんだね。ああ、夕焼けが目に眩しいなぁ、そんなヒトコマ。行間を利用した落差、綺麗な着地でした! ---- 空白の使い方、言うなれば「間」の巧さがすごく印象的です。「春香」という名前は出てきませんけど、ものすごく春香が春香らしく動いていて可愛くて大好きです。 ---- これはまぎれもなく青春の1ページ ---- 転ぶぞ、いまに転ぶぞ、ほんとうに転ぶぞ。でも、春香は知ったこっちゃなしに走るんだろうなぁ。。 ---- ストーカーこわいです ---- 春香さんがかわいくてご飯がおいしい ---- センスの一言で片づけられるかもしれない細かい話になりますが、形容が過剰であるか、言葉のかかりかたが(つながるパターンとして)不自然に感じられたところがあったのが、気にかかりました。ずれを用いて文意を強調したり、異化効果を適用するという技法もありますが、今回の場合、語りの視点に徹底した文体を採用した方が良いのではないかと、お節介ながら。キャラクター像はとても(「さんのつかない」)春香らしくて、楽しく読ませていただきました。 ---- 「ほらみろ」の余韻が、最高です。よい青春でした。 ---- 二人称文体を利用しつつも、アイドルマスターを知り、その中核ともいえる彼女を知っている僕には、SSの光景が三人称視点で想起できてしまいました。これはもうお見事ですとしか言う他ありません。感服いたしました。 ---- 放課後、忘れ物、そしてラブレター。まさに青春の一幕。言ってしまえばベタなそれを、二人称小説という形式を用いることで上手に料理されていると感じます。まさにアニメを見ているような感覚で読めました。 ---- 独特の語り口で引き込まれて、オチでなるほど!と。とても切れ味のよい見事な作品だと思います。 ---- 春香を見守る謎の存在、いったい何なんでしょう。動物か、あるいは神様なのか。それを想像するだけで楽しくなってしまいます。的確な表現かどうかはわかりませんが、特に最後の部分などは宮沢賢治的なテイストを感じました。 ---- 二人称視点が新鮮でした。少ないヒントから人物像が浮かんで、ところどころクスリとしました。どんがら春香さん可愛い。 ---- 春香さんかーわーいーいー。一文字ずつ積み上げるのではなく、掌編だからこそ出来る削り出すような文章は読んでてとても楽しいです。少ない文字数に合わせたのではなく、これが最もベストな形だとして書かれたのが分かりました。すごいなぁ。そして春香さん可愛いなぁ。 ---- こういうのもありなんだなぁ… 字数制限ならではの試みって感じですね |