【河川敷なう】
目の前で、ゆったりとボールが飛び交う。川を挟んだ向こう側では、ユニフォームに着替えた少年達が野球をしている。目の前と向こう岸を見ながら、『河川敷なう』なんて、土手に腰掛けてツイートを送る。 終わり わたしも青春の一ページに河川敷キャッチボールを刻んでみたかった、、しんみり ---- 絵理のこれまでを考えると、何気ない青春の1ページがとてもとても大事なモノに思えてきます。 ---- やっぱり、絵理に必要なのは『キャッチボール』だなって ---- 涼は涼で背中に絵理の結構豊かな胸が当たって「おっぱいなう」っていう感じに青春なうしてるんだろうなぁ、羨ましいなぁ、と思いました。「絵理ちゃん、軽いなぁ」とかきっと誤魔化すために言ってるに違いない。 ---- DDDの野球している風景を思い出しました。誰もいない背景、一種閉鎖的な世界観の中で創りだされる無言の心理模様は、野球という媒体で上手く青春を作っていたと思います。 ---- 脳裏にぱっと光景が展開される描写……お見事です。ゆったりとした時間の流れが大変魅力的でした ---- なんだかほんのりセピア色で好きです ---- 絵理ちゃんの目には、世界が少しだけつぶさに、優しく映っているのでしょう。至極健全な青春で、さわやかさを堪能させていただきました。 ---- タイトルは背中なう? がよかっt 描写も心情も丁寧でよかったです。 ---- 切っ掛けなんていつも些細で、どうでも良い所に転がっていたりする。それはとても小さくて、毛躓くまで気付かないほどの、ほんの小さな一瞬。ボールを投げて、それを受けて、投げ返す。たったそれだけのことだけど、それは一人じゃできないんだ。電脳空間の中をさまよっても、グローブに受けるボールの感触を味わうことはできない。誰かと、キャッチボールをする。ただそれだけのことが、閉じていた心のフタを開くことだってある。独りじゃない。みんながいる。愛ちゃんがいて、涼ちんがいて、みんながいて、その中に君は居るんだ。幸せなう? ---- 三人のふわふわした関係がフランスの短編映画みたいな鮮やかさで目に浮かんできて、とても心地良い読後感でした。ただ文章の端々に、文字数を減らす為に四苦八苦した後が見え隠れしていて、気の抜けた炭酸みたいに興をそがれてしまった感じです。気の抜けた炭酸の方が好きって人もいるとは思いますが(バキとか)、けれども1200文字で書き直しというよりは、本来どれだけの物を書こうとしていたのか。そちらの方が気になって仕方がない、そんな力を持っていました。完全版が読みたいなぁ。・・・これはにわさんですかね? ---- 涼ちんマジパワフル。誰かを背負って歩くのは想像以上に大変だと思います。いやでもアイドルは一般人より軽いのか。 ---- 仲良しDS組がいい雰囲気でした。ほっこり。 ---- 描写がいいなあ…… ---- ネット大好きっ子だった絵理ちゃんが、友人と外でキャッチボールしてる流れはちょっとぐっとくるものがありました。遊び疲れて眠ってしまうとか子供みたいだけど、よく考えたらそういう経験自体、絵理にはあまりなかったのかもしれないですね。眠った絵理、眠そうな愛、おんぶした涼、と三者三様で微笑ましくなりました。 ---- 河川敷でキャッチボール、差してくる夕日。なんてベタな!と言われかねない所で、呟いている絵理がとても現代さを醸しだしてくれていて面白さを覚えました。パワーはあるけど不器用な愛ちゃん、なんだかんだと体を動かすのは上手な男の子の涼ちん、横で観ている絵理、というのはとてもDS三人組らしいなぁと感じます。投げて届いて、投げて。そんなやりとりに楽しさを感じるのは、絵理が怖がりだけどコミュニケーションを欲しているからでしょうか。つぶやきサイトに手を出しているのも、そういうものの顕れかなと思ったり。 ---- なんだかとってもほのぼのしてほっこりさせられる作品ですね。DS組は年齢が同じでも765組より年下に思われることが多いような気がしますが、そのへんの子供っぽさがよく出ていたと思います。ちなみに蛇足ながら、絵理を背負い続けた涼の心境、そして感触がいかなるものであったのかということを同業者として是非知りたいところです(迫真)。 |